Photo Diary

​ボルドーに湖があるのは知っていたけど、意外と近いし、ベタベタしないからサッと入ってサッと帰られる点で海より手軽だったな〜。湖が近くにある生活なんて初めてだけど、ずっと水辺の近くに住みたいと思ってたから、知らないうちに夢叶っててうける。大人はみんな肌を焼いているか本を読んでいるかどっちもだったな。私は目の前のおばさんの本を頑張って読もうとしてた。

大学1年の時にほぼ毎日一緒にいてほぼ毎日のようにお泊まりしていた友人が、やっとオランダの大学を卒業したということでボルドーにやってきた。3年半ぶり！？でも何も変わってなくて、シングルベッドに二人で寝ていつまでもふざけあっているだけ。二人ともこの期間に沢山色々やってきたし学んできたはずなんだけど、一緒にいるとやっぱり変わらないのは嬉しいよな。親友。

まあボルドーにいらっしゃったからといってこの子とは特に何もしないというのが目的だったので、二人して夏バテくらってるし、昼に湖だけ行って本当に何もしなかったな笑。でも今日何食べる？って一緒に考えて、スーパーで一緒に買出しして、料理して食べたら夜遅くまでいい音楽を聴いてっていう慎ましいけど一つひとつのことに幸せを感じられて、楽しいなぁと思えるのはやっぱり一緒にいる人次第なんだろうな。

初めて彼氏の実家に遊びにいく。なんか道中はちょっと不安だったけど、歓迎してくれて一安心。両親がいないうちに一回遊びに来たことはあったけど、その時はプールに水が入ってなかったから、ついて早々泳いだ。こんな老後を過ごせたらいいなっていう両親で、ほんと素敵だったなぁ。

ビアリッツっていう海がとても近くにあるから、お昼を食べるためだけに海辺へ。とても気持ちが良かったし、料理も美味しかったな。彼氏の姪がとても懐いてくれているのも嬉しい（笑）年上よりも年下の相手の方が圧倒的に得意、というか精神年齢が本当はめっちゃ低いのかも。

実家を朝でて、昼からメドックで取材。実際にカメラを持って取材しにいくのはなんだかんだで初めてだったし、最初は結構緊張したなぁ。でもいい人だったから良かったし、その方の知り合いも紹介してもらって1日に2本取材。忙しい1日だったなぁ〜。それで、あ〜ん疲れたから迎えに来て〜っていったら彼が来てくれたので代わりにラーメンを奢りました。

フランス人がよく食べてるお菓子だなと思ってたけど、今日初めて食べた。まあ人生いつだって初体験のものがあるっていうのはある意味ありがたいことだ。でもそんなに美味しくなかったし、友達に言ったら、「なんでいっつも子供用のお菓子食べてるの？」って聞かれて、またかよ...って私も思いましたよ。

​人間関係色々あるけど、こっちに来てから私が人にどれだけ求められているか、求められすぎて搾取されているかを痛感している。人の優しさにつけ込む、恩を仇で返す、いろんな先人たちの言葉があるということは同じ経験をした人が今までにも沢山いたんだなと思うし、許せんな...。しばらくは怒りが消えない。でも本当に大切にしないといけない友人がこの際すごく浮き彫りになったのはとてもいいことであった。

第一回目のインタビュー記事を書かせてもらった方が、新居に引っ越したということで、招いてもらいました。さすが、日本食のマルシェを開いているだけあって、本当に全部全部美味しかった...。日本食のコースって感じで、こうやって人をもてなすことができるのって素敵。本当に終電ギリギリまで話してたけど、こうやってインタビューした人と繋がっていけるのって嬉しいな。

​ボルドーに遊びにきていた教授がコロナにかかったということで急遽買い出しを頼まれる。頼まれなければ一生行くこともなかったであろうスーパーに行き、決して通ることもなかったであろう道を通っていたら隠れた教会を見つけた。しかもバカンス中で解放されている。まあ私からしたらどんな教会も同じように見えてしまうからもういいんだけど、なんとなくラッキーな気がして、頼んでくれたおかげだなとか思ってた。

朝メールを見たら、なんとやっとインターンが決まって、ブワッと涙が溢れた。彼女はずっと話を聞いてくれてたから二人で抱き合った。そこに彼女がいてくれてよかったなぁ。そのあとは興奮を抑えながら後輩と3人で海にいった。ここ最近の暑さは本当に酷すぎて、夏バテ全開。ダルダルしてたら昼からの参戦で、それなのに2時間くらい滞在してすぐ帰った（笑）

​せっかくだから古着屋巡ろう〜て話してたけど今日は何もヒットしなかったな。代わりに2軒もカフェに入っただけ（笑）でも私たちはこれでいいし、今後も何年かごとに会って、それでもこんな感じなんだろうなと思った。今毎日会っている人も今後は何年かごとに会うような仲になっていくんだろうし、子供の頃は10年ぶりじゃ〜んとかいうの憧れてたけど、今となっちゃこれが人生での人付き合いなんだなと思う。むしろLINE なんかがあるせいで煩わしいか？（笑）

今日はお父さんが得意のパスタを作るからねって出されたお肉のパスタうますぎて感激だった。コソっと、お父さんのことなんて呼べばいい？って聞いたら下の名前で呼んでいいと思うよって言われて、え〜すげ〜って思っちゃった。

今日は家族のボーイズが朝からいなかったので、ガールズはケーキ作りを手伝う。といっても混ぜるだけなんだけど、なんかお母さんと姪と私で三世代みたいでちょっと嬉しかった​。これが将来...？pffff で、それを夜に食べたんだけど、超美味しかった。こんなにフランス語メインの環境にいても孤独を感じないのは、本当にめっちゃ気にかけてくれているおかげだな。ありがたい。

アナがとうとうスペインに帰るということで、家を徹底的に片付けている様子。もちろん、アナのファンシーなカラフルライトも今日でおさらば。泣けるな...。8ヶ月ってあっという間だったし、私たち、最初から仲よかったな？こんな友達ができて私は幸せ者だし、全ての思い出をありがとうと言いたい。ま、きっとまた会えると思うんだ。

アナの家族がボルドーを観光していると聞いたので、ダッシュで向かって最後にアナと記念撮影。感慨深いのは奥底にあるけど、とにかく最後にあえて良かった〜って感じだし、この笑える写真があれば私はもう今後も忘れないよ。

先日のインタビューの文字起こしをしたり、色々と作業することはあるんだけど、怒りは消えない。すごい珍しいんだけど...。ということでいろんな人に話を聞いてもらった。いつも私の味方がいること、私のやることを正当に評価してくれる人がいるのは貴重なことだと思う。自分自身を過小評価するのはもうよそうな。ちゃんと私のことをいつも見てくれている子たちに申し訳ないしな。私は本当に大切な人たちのために私のリソースを使いたいよ。