きっかけは、私の小さな野望から。
「世界を情熱的にしたい!」
フードロスに興味がある人は腹をすかせた人
誰もが知っている通り、世界には数え切れないほどの問題がある。それは地球規模の問題だったり、国規模の問題だったり、もっと小さくすれば個人レベルの問題だったり。でも、みんなはそれをどこまで自分ごととして考えられる?
ほとんどの人って自分ごとのように考えてない気がする。私だってまだまだ。
でも、それってなんでだろう。身近にないから?問題が大きすぎるから?問題が多すぎるから?そもそも問題を認識していないから...?
理由はいくらでも考えられるけど、ここでは「興味がないから」に着目してみた。だって、フードロスに関心あるのってお腹がすいてるからなんじゃない?
結局ヲタクが世界を救う
私はファッションが好き。服やメイクで自分を表現するのってやっぱり楽しいし、極めている人ってファッションに自分の哲学を落とし込んでいるからそれも面白い。でもある時に、ファッション業界の抱える問題を取り上げたドキュメンタリー映画(「スローダウン ファストファッション」)を観て、衝撃を受けた。「ファッション産業は石油化学産業の次に環境を汚染している産業である」という事実、ファストファッションゆえの低賃金労働や児童労働の問題、そしてそれらを後押しする私たちの自己中心的で歯止めの効かない欲望。私はどうにかしてこの問題を解決しなくてはいけない...。
それがあって私は大学でもそういうことを学んでいるけど、ここで言いたいのは 「興味のあることから始まれば、その先にある問題にも関心を持つんじゃないか」という発見。「こんなに世界は大変」って問題を叫ぶのも大事で、それで自分ごととして危機感を持てる人もいる。でも、自分の興味から入った方が、もっとスムーズに問題意識にまで持っていけるんじゃない?
で、そこで考えたんだけど、みんなそんなに好きなことある?「好きで好きでしょうがない。それが私の一部。」みたいなもの、持ってる?私は大学生だけど、周りを見ててもあんまりいないかなという印象。いや、知らないだけなのかな。あるならいいの!あるならぜひ教えてほしい。それを取材したいから...!でも、ないなら、まずは何かに興味を持って欲しいな、と。
キーワードは情熱!?
前にTEDで見たプレゼンで「人は周りの5人を平均したようなものだ」って言ってた。その通りだと思う。じゃあ、今自分の一番身近な5人を想像してみて。それは物理的に近くなくても、自分の心の中で大きな存在を含めて5人ね。そしたら、自分の理想とする人たちと自分を取り巻く5人ってどのくらいギャップがある?このままじゃいけない!って思った人もいるのかな。
私は、この雑誌を作る目的の一つとして、「読者の身近な5人を変えること」を掲げている。
「情熱」って湧いてくるものじゃなくて、伝染するものだよね。そう思わない?情熱のある人の話って、最初はその分野に興味が薄くても、聞いているうちに「面白い!」ってなることが多いし、その分野に興味を持たなくても、情熱って伝わる。「なんか刺激的だったな」と思うのって、そういう情熱的な人と出会った時によく感じる。その時点で情熱は伝染してるんだよ!
その情熱を、自分の情熱に変えて欲しい。好きなことに、興味のあることに注いで欲しい。
私の作る雑誌の使命は、興味を持つきっかけを与えることと、情熱を伝えること。そして、最終的にはいろんな問題意識を持ってもらうこと。問題って言っても、別に地球温暖化とか地球規模のものにいきなり持って行かなくてもいい。例えば「自分の生きる目的」なんていうのも、十分大きいでしょ?どんな問題も「自分の問題」にして欲しいし、実際そうなんだから、自分自身の問題も地球の問題も、同等に扱ってほしい。そういうことに真剣に向き合って欲しいの。よーく考えたらね、結局いろんなことって繋がっているから。だから、私はまず雑誌を通して世界を情熱的にしたいと思ったわけ!
サイトの目的
そこで早速雑誌作りを始めたけど、資金はどうしようかな。やっぱり自分のポケットマネーから出すべきだよな、と思いつつ、せっかくならクラウドファンディングしてみたいな、とも思えてきた。クラウドファンディングをするメリットは2つ。一つはもちろん経済面での負担が軽くなること。そしてもう一つはちゃんと読者の反応を見ながら進められるということ。雑誌の内容によって支援額がダイレクトに変化すると、読者のことを無視できないよね。それはちゃんと読者を意識しながら雑誌を作るということになる。それに自分としても、人のお金でやっているということで責任が伴うからどんどん成長していける。やっぱり、クラウドファンディングやってみるか。
そこで絶対に必要になってくるのはサポーター。「こんな面白いことをやってるなら、お金出してあげるよ。」なんて粋なことを言ってくれる人がいるかわからないけど(笑)、やっぱりもし資金があったらこんな雑誌ができますよっていうのは何か形で示さないといけない。そこで始めたのがウェブマガジンとSNS。ここでどんどん発信してサポーターを増やしていけたら...!なんて、これ夢物語?でも、甘いかもしれないけど、やってみないと夢は夢のままで何も得られないんだよね。やれるだけやってみて、次の挑戦に繋げたいという所存!
ずっと紙媒体としての雑誌にこだわりを持っていたけど、ウェブにはウェブの良さがある。まずはこちらから取り組もうかな。
さあさ、長くなってしまいましたが、ここからがBillie Zineの幕開けです!お気に入りの記事があれば「いいね」を押してね。いいねの数だけ喜んじゃう!
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