ルワンダに留学し、スラム街に住むシングルマザー支援活動に参加していたナツキちゃん。彼女は帰国した今でもアフリカ布を使用したハンドメイドピアスを販売している。その話を聞けば誰もが応援したくなる彼女の活動を、Billie Zineは全力で応援することにした...！
キーワードは国際協力。そもそもきっかけは？
興味を持ったのは去年の夏に東南アジアを一人旅していた時かな。タイ、カンボジア、ベトナムを回っていたんだけど、物乞いの人にめちゃくちゃ会ったんだよね。でも一番記憶に残っているのは、カンボジアで夜屋台でご飯を食べていた時のこと。すごいちっちゃい男の子が『お金頂戴』って私のところに来て。手を合わせてお祈りしている感じだったかな。その時に、『私このこの子くらいの歳の時、何していたんだろう』って考えた。私には当たり前のように親がいて、何も考えずに幼稚園に行って、毎日ご飯が出てきて、っていう何不自由していなかったのに、彼はなんでこんなに違うんだろうって衝撃を受けたの。物乞いの人がいて、ご飯も満足に食べられないっていうのはもちろん情報としては知っていたよ。けど見るまで「知らなかった」んだなって思って。それで、『私が動かないと』って思ったんだよね。それが国際協力に興味を持った一番最初のきっかけかな。
なぜルワンダに行くことになったの？
そもそも最初はルワンダっていう国がどこにあるかも知らなかったw。けど国際協力をしたいと思って発展途上国に行きたいと考えていた時に、ルワンダに行っていた先輩にたまたま出会ったり、ルワンダに行っていた学生の講演会にたまたま参加できたりしたことが大きかったかも。当初はルワンダっていうとツチ族とフツ族の紛争のことくらいしか知らなくて危険なイメージがあったから『そんなところに行くわけないじゃん』って真面目に考えていたんだけど、ルワンダに実際行ってみた人の話を聞いたら、『政府がインフラを整えてから、今ではアフリカのシンガポールといわれるくらい治安も安定して、ゴミも落ちていない』とか、『首都は綺麗だしビルも建っている』とか言ってて・・・勝手に偏見を持っていたけどそうじゃないんだって思ったんよね。そうしているうちに、のちのインターン先になるんだけど、ルワンダのスラム街に住むシングルマザーのための雇用を生み出すっていう活動をしている日本人のことも知って。私は元々スラム街っていうものに興味があったし、私の家庭もシングルマザーだったからシングルマザー支援っていうのも共感を持った。それにツチ族とフツ族の紛争の傷を負っているマザーたちもいるから、彼女たちは今どんな生活をしているんだろうっていうのも興味があったね。そんな感じでいつの間にかアフリカに行くことになってたかな。
アフリカ布でピアスを作る理由
現地に服を作っているテーラーさんがいたんだけど（800円くらいでスカートを作ってもらったりしたよ！）、そこの端切れ布をインターン生と、コロナで仕事が少なくなった現地のママ達で集めて、シュシュやポーチを作ったのね。で、私は結局留学を中断してすぐに帰国することになったんだけど、この時期に帰国する人ってすごく貴重でしょ？だからこれらのシュシュやポーチを日本に持ち帰って販売することで、その収益をルワンダのシングルマザーに寄付できたらいいなと思った。そうして日本に帰ってきてからもそんな活動をしていたね。ちなみに持ち帰ったアイテムはすぐに完売して、全額合計7万円以上を寄付することができた。（協力してくださった皆さん本当にありがとうございます...！）
アフリカのスラムとか国際協力とか環境問題とかって私はすごい興味があるけど、結局そういう問題は私一人では絶対に解決しなくて、一人一人がもっと問題意識を持って募金とかマイバッグ持参とか小さな活動からしていかないと世界は変わらないじゃん。そういうのはアフリカから帰ってきてからもずっと感じていて。でももし私がアフリカに行っていた経験を話しますって言っても、そこに来るのは既に国際協力に興味がある人とか留学に興味がある学生なんだよね。じゃあピアスっていうツールを使えば、まっっったく興味がなかったような人も『可愛い』とか『欲しい』とか思ってくれるんじゃないかなって思った。アフリカ布でできたピアスを買ってもらうことで、『アフリカ』とか『国際協力』とかいうワードを耳にして、一瞬でも『知る』機会を作りたいと思ったんだ。それで、私のSNSにはアフリカの話とかをたくさん発信しているよ。
いかがでしたか！？これを読んでナツキちゃんの活動に興味を持った人はぜひ彼女のインスタグラム（@natsu_luna_）をチェックしてみて！ハンドメイドピアスもこちらのアカウント（@natsu_luna__）で購入できるので是非〜！
ピアス1個お買い上げで1枚お付けするよ！お楽しみにXD
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